今年の冬も、免疫で乗り切る!

 

もう2月ですね。空気も乾燥していて、ウイルスもまだまだ心配な季節。今年の冬も気になるのは免疫力ではないでしょうか。今回は免疫の仕組みと、何かと厳しい今の時期を乗り切るために欠かせない免疫力についてご紹介します。

 

〇免疫って?


 

免疫とは,私たちのからだに備わっていて、有害な細菌やウィルスなどの侵入を防いだり、侵入してしまった異物を排除する防御システムのことです。

免疫の働きは20歳頃をピークに年齢とともに低下することが知られており、40歳でピーク時の約50%70代になると10%程度にまで低下する場合があります。

昔は一晩寝れば何とかなっていた不調が、いつまでも長引くようになるのは、免疫の低下が関係あるのかもしれませんね。

では、この免疫の仕組み、実際に体の中では、どんなことが起こっているのでしょうか。

 

〇体を守る免疫システムとは

 

なんらかの理由で体の中に入ってくる異物。病気のもととなるウイルスや細菌もこの異物に含まれますが、身体の中に入ってきてもすぐに病気や不調をおこす訳ではありません。

何故なら、リンパ球を含む白血球が、『自己』と『非自己』(異物、変異した自己<がん細胞など>)を区別して、ウイルスや細菌、がん細胞などを攻撃して私たちの体を守ってくれているからです。この体を守ってくれる細胞は『免疫細胞』と呼ばれています。

ではこの免疫細胞は、どのように働くのでしょうか。

 

【第一段階  皮膚や粘膜による物理的、科学的防御】

まずは、身体の中に異物が入らないよう防いでくれる皮膚や粘膜。皮膚は角質層を形成することによって外部から異物が侵入出来ないよう物理的防御をしてくれます。

角質層で防ぎ、さらに汗や涙によって涙に含まれているリゾチームが、ウイルスなどの細胞壁を分解する科学的防御もしてくれます。

 

第二段階  自然免疫】

皮膚や粘膜で防ぎきれず体内に入ってきてしまうと、もともと人間の体に備わっている防御システムである好中球マクロファージと言った食細胞が、病原菌やウイルスなど相手を選ばずどんどん攻撃して食べていきます。

また、身体の中を常にパトロールしてくれるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)も、がん細胞や病原体に感染した細胞を見つけて強力に異物を攻撃してくれます。

そして、異物が侵入したことを樹状細胞やマクロファージT細胞に伝えることにより、獲得免疫が働き始めます。


 

【第三段階 獲得免疫】

自然免疫系で防ぎきれなかった強力な病原菌やウイルス。外敵が侵入したことの知らせを、樹状細胞やマクロファージからヘルパーT細胞が受け取ると、ヘルパーT細胞の指示のもと、キラーT細胞活性化し、病原体に感染した細胞を狙って攻撃を始めます。また、B細胞と呼ばれるリンパ球の一種もヘルパーT細胞の指示で病原体を無効化する抗体をつくり、一気に異物を攻撃していきます。このように自然免疫では防げなかったウイルスなど外敵の特徴を記憶して、的確に攻撃して体を守ってくれ、次に同じ外敵が入ってきた時も、記憶していて今度はすぐに攻撃してくれるのです。

 

日々ウイルスと体の中で戦ってくれている免疫細胞。本当に力強い味方ですね。

この免疫による『自然治癒力』は、どうしたら高めることが出来るのでしょうか。

 

 

『自然治癒力』を高めて今の季節を乗り切るには

 

 

 

体の中で日々働いてくれている免疫細胞。この免疫が有効に働くには、規則正しい生活や、ストレスを上手に発散すること、適度な運動、そして何よりも栄養のバランスが大切です。特に野菜やハーブなどの植物には、白血球や抗体を作るのに必要なタンパク質、必須脂肪酸、ポリフェノールなどの抗酸化物質、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。

そこで、免疫力アップにおすすめの栄養素をご紹介します。

 

・免疫力アップにおすすめの栄養素

 

・たんぱく質  人体の基礎材料。抗体もたんぱく質の一種です。大豆や肉、魚などの良質なタンパク質を摂りましょ     う。必須脂肪酸もリンパ球の機能や抗体産生の維持に必要です。

・ビタミンA  T細胞B細胞をつくるのに必要なビタミン。野菜のβカロテンから摂取できるので、カボチャやニンジンなどの緑黄色野菜がお勧めです。

・ビタミンB  粘膜の防御機能を保つのに必要なビタミン。特にビタミンB6が重要です。バナナ、ニンニク、牛レバーなどのお肉類、マグロなどの魚類がお勧めです。

・ビタミンC  ウイルス感染を防ぎ、マクロファージを活性化させ抗体反応とキラーT細胞の形成を促進します。ストレスによる免疫力の低下も抑えてくれます。キウイやイチゴ、これからの季節は柑橘系などの果物がお勧めです。

・銅      感染症に対する抵抗力を高めるのに必要ですが、過剰摂取は逆効果です。

        野菜やハーブなどから上手に摂取しましょう。

・鉄      T細胞とB細胞は沢山の酸素が必要なので、ヘモグロビンが大活躍します。ヘモグロビンの重要な元となる鉄分をしっかり摂りましょう。

・亜鉛     ビタミンB6の働きには欠かせません。免疫力向上に最も重要なミネラル。T細胞の産生に関わり、治癒と回復を助けてくれます。

 

ハーブで免疫を強力サポート!

 

銅、鉄、亜鉛などのミネラルは、ハーブなどに豊富にまれています。また、免疫力をサポートする力もハーブには秘められています。

 

 

 

『カンゾウ』は和名が甘草、リコリスとの別名があり、ほんのり甘いハーブです。カンゾウの有効成分であるグリチルリチンはウイルスの増殖を抑えてくれると言う研究結果もあり、病中・病後の回復力を助けてくれます。免疫にも深く関係している肝臓を強くし、副腎を刺激してくれると言われているリコリス。また白血球と抗体を増やし、ストレスに対する抗体力も増やしてくれます。

 

『アムラ』は『若返りの果実』とも言われるスーパーフルーツ。抗酸化力のあるポリフェノールが豊富に含まれており、活性酸素から免疫細胞を守り、その働きも高めてくれます。

 

『ウコン』は日本では肝臓に良いというイメージですが、ウコンに含まれているクルクミンには免疫力を高め、ウイルスの活動を抑えることが期待できると言われています。さらにこのクルクミンには、がんの抑制効果があるのではないかと研究も進められている今注目のハーブです。

 

 

ハーブには、免疫細胞の働きを良くしたり、ウイルスの感染を防いだりと、驚くべき効果が沢山あります。

素晴らしい働きをしてくれるハーブですが、単独のハーブを継続して摂取し続けるのは、効果もある分リスクが高いと言われています。

ハーブには組み合わせることによって相乗効果が期待でき、強い成分も穏やかにしてくれたりと、単独では得られないパワーを発揮します。

 

でも、そのハーブの組み合わせは何がいいのか迷いますよね。

そんな時は、あらかじめブレンドしてあるハーブを使ったサプリメントもお勧めです。

 

適度な運動、ストレスを溜めない生活を心がけながら、上手にハーブを取り入れ、元気な冬を過ごしましょう!

 

 

健康の鍵は、免疫のちから。

人生を変えるサプリメント

 

インド5000年の歴史を持つ予防医学「アーユルヴェーダ」には、いつまでも健康で若々しさを保つための『若返りハーブ製剤』があります。カンゾウアムラ、ウコンの他、アダプトゲンハーブなどのハーブが40種類処方されています。

この5000年の歴史を持つ若返り製剤を分析し、『細胞の若返り理論』を基に最新テクノロジーで処方したのがハーブリバースAシリーズです。

40種類のハーブを独自にブレンドしたパワーサプリであり、細胞内ダストと免疫力の関係に着目します。細胞レベルでの浄化を目指し、自然のパワーみなぎる健康な体に導き、これからの季節を強力にサポートしてくれます。